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執筆者の写真ゆうこ のはら

【後日譚: 春画のナカのセリフや文、読んでみると実は…】

先日アップした「同じようなことを考えてらした先達が!」の件。


幻冬舎の担当編集を介して、共著者(メインライター)の車先生より

無事「気にしないでいいですよ」とのお墨付きをいただきました。

正直、ひと安心。それどころか「何か一緒にできるといいですね」と

励ましのお言葉までいただきました。


備考: 共著者のもうおひとり、吉田先生はご高齢によりいまはほぼ

表立った活動はされてないため、こちらも特段許可不要とのこと。


正直ほっとしたのと同時に、あたたかい先達のお言葉に感激しました☆


車先生は、2021/3/20『歌麿春画で江戸かなを学ぶ』中央公論新社刊

でも、同様の提言をされているそうなので、現在取り寄せ中です。



こちら、アマゾンレビュー評価も高い。12件の評価で平均★4つ。





















ところで。


春画の詞書(状況説明のための地の文)や書入れ(セリフ部分)は、

読めないと「どんなエロいことが書いてあるんだろう(^_^;)?」

想像をたくましくしがちですが、読むとたいしてエロくないので

意外とガッカリしがち(笑)。


なんといっても、<無理やり>とか<恥ずかしさ>があんまりない。

女はいつだって積極的だし、町場の娘やおかみさんは基本、男ことば

なので(それが伝法でいきで江戸の女伊達とされていた)ホントに

おおらかというか――とにかくエロくない。


古事記の世界とひとすじの道でつながっとるな、と思います。


嫌がる乙女を力ずくで、…というようなジャンルのエロが日本に伝播

したのは、明治時代。じつは舶来思想なんですね~(^_^;)(^_^;)(^_^;)。

そういうホンはもちろん、男性がこっそりと買い求めるものですが

我が国の春画は婚礼のさい花嫁道具に入ってたりする縁起物。

とうぜん、夫婦でも見るし、なんなら女同士でも見て笑ってたらしい。

(笑い絵、という異名もある)

興味のある向きには、車先生のこの本、おすすめです☆

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