うれしい気持ちで出した婚姻届や出生届。何げなく受付窓口で待っていると
「ここ、字が違ってるんで書き直してください」と、突き返される(悲)…
そんな事態が、あなたの自治体でも起こっている or 今後起こるかもしれません。
先般、7月7日掲載の熊本日日新聞にて問題提起していた上記の件。
かなり反響があった模様で、本日8月18日、追加取材の記事をみつけました。
前回の記事では「学校では教科書体で教えるのでヤマガタに点にカタカナの『マ』で
合ってます」「熊本市では突き返すといったような事例は報告がない」との取材結果
でしたが、今回は実際に熊日新聞読者で「字が違う」といわれた複数の方から実際に
お便りが寄せられたとのこと。
下記に記事画像アップします。
問題は、この経験からお母さんは「鈴の字は活字の通りに書くのが正しいのよ」と
うまれてきたこどもに教えることにした、というくだり。
はっきり国の示した方向性からずれていってしまっております…!!
↓ちな、国の指針下記。
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/2016022902.pdf
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「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)」
(平成28年2月29日 国語分科会)
○ 字の細部に違いがあっても,その漢字の骨組みが
同じであれば,誤っているとはみなされない。
本来、印刷文字の形のとおりに手書きする必要はなく、
このことは、社会全体で共有される必要があります。
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現にいま、卒業証書の筆耕(筆文字で生徒の名前を書く仕事)を
請け負ってらっしゃる方が「活字体の通りに書いてください」と
いわれ、これまた突き返され書き直しを命じられるという事態も。
これって日本語表記の根幹にかかわる大問題なので、
もっとしっかり社会全体で考え直す必要があると思います。
菅っちが掲げていた令和の額の令の字も、
筆文字なのになぜか明朝よりすぎるのにも違和感。
なんとなく不自然でうつくしくないと個人的には思う。
皆さんはどう思われますか?
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